令和5年9月13日(水)~15日(金)に「自然科学概論-森は生きている-/農林体験セミナー」が開催されました。
この実習は三重大学の学生に加え、毎年三重短期大学からも学生の参加があります。
演習林での実習や地元の林産業の見学、身の回りの製品の調査を通じて、循環資源である森林・木材について総合的に学んでもらうことを目的としています。 当日の様子をいくつか写真で紹介します。
演習林スタッフが木材生産活動一連の流れ(伐倒から搬出まで)をデモンストレーションとして行いました。また、足場丸太の生産現場を訪れ足場丸太の活用方法や現在の市場価値について説明しました。
昨年新たに開設した林業用の作業道を歩き、山の斜面に道を作る際の工夫や注意点などを歩きながら説明しました。
実習2日目:演習林内の天然生林などの説明
演習林内の散策ルートを歩きながら、演習林の自然環境について説明を行いました。ルートの終点にはモミ・ツガが優先するこの地域の代表的な天然生林があります。
演習林のある津市美杉町内の木材市場(西垣林業株式会社 三重事業所 美杉木材市場)を訪問し、所長の櫻井様から木材市場の役割や木材流通についてご説明いただきました。
3日目には、身近にある木材製品の流通(トレーサビリティ)を、各自で調査し発表する課題に取り組みました(写真を撮るのを忘れてしまいました)。
次年度も開講する予定ですので、興味のある方はぜひご参加ください(学部、学年を問わず受講できます)。