令和5年10月31日に開催された木材まつりは年に一度の大きな市という事もあり、演習林でも大正6年に植栽された林齢100年を超える林を利用間伐し丸太を出荷しました。
今回の間伐は長伐期施業を目的とした利用間伐の為、間伐後森林の持つ公益的機能が損なわれることが無く、かつ残った木はより価値の高い大径木へと成長できるように林内密度を調整しながら作業を行いました。
当日は市場に収まりきらないほどの木材が出荷されていましたが、今回出荷したスギ原木丸太は出荷主別の1㎥あたりの平均単価及び市全体での単木の落札額共に三重大学演習林が最高値での取引となることができました。
こうした原木丸太の出荷を通じて地域の林業を支える力の一端となれればと考えています。
写真にて当日の市場の様子を紹介いたします。